プロパティエージェントグループでは、“デジタル”と“不動産”で価値を創造するというコンセプトを掲げ、イノベーションを起こし続けるビジョナリーカンパニーとなることを長期ビジョンとし、事業活動を推進しているという。また、不動産と不動産サービスの価値を創造・向上し、社会を進化させ、人の未来を育み最高の喜びを創出するという経営理念のもと、新規事業分野への参入や事業の多角化を行い、そのあらゆるシーンにおいて、知財の有効活用を意識したイノベーション活動の展開を目指すと述べている。
また、特許を取得することで、自社事業を後発の侵害から守ることとなるため、知財戦略はサスティナブルな事業運営を可能にしていくための重要な戦略と位置付けている。
プロパティエージェントグループの知的財産戦略サイトでは、所有する知的財産と、それらを活用した、以下のような事業と特許が紹介されている。
顔認証IDプラットフォーム「FreeiD」
FreeiD (フリード)はこれまでバラバラだった“鍵”と“決済”を一つの顔認証IDで実現するプラットフォーム。一度アプリで顔情報を登録してしまえば、オフィスの入室や来客対応、マンションのオートロック解錠、買い物の決済も安全な顔認証を使ってスマートに行える。(1度の顔情報登録で様々な顔認証エンジンへの対応:特許第6839313号)