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ビジネスアジリティとデザイン

体験デザインをデジタルプロダクトへと正しく翻訳する──顧客も含めたチームで行うUIデザインとは?

第4回

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ワイヤーフレームの導入デザイン:対話により方針を定める

ワイヤーフレーム
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ストラクチャを元に1画面内の要素の量やレイアウトを定める設計図を可視化する

 「ワイヤーフレーム」とは、ストラクチャを元に1画面内の要素の量やレイアウトを定める設計図のようなものです。情報設計とビジュアルデザインの両方を跨ぐフェーズであり、より実装された状態に近くなっていきます。私たちは日常的に多くのデジタルプロダクトに触れているためか、このフェーズ以降はUIを見る視点がどうしても主観的になりがちです。だからこそ、導入デザインが効果を発揮します。そのことによって、「UIに関わる観点や考え方」を共有しながらアウトプットをしていくことで、方向性を合わせながら建設的に進めることができるようになります。

 より具体的なイメージを持ってもらうため、もう少し掘り下げて説明します。ここで実施するのは、以下のような内容になります。当然ながら、プロダクトのフェーズや既にガイドラインが存在している場合などの所与の条件により、実施内容の粒度は異なることがあります。

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澤田 浩二(サワダ コウジ)

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