偶然の副産物から出来上がってしまった、目に見えないサービス
こういった問題が起こるのは、サービスが「目に見えないもの」であることに理由がある。サービスとは、私たちの生活のさまざまなもののギャップをつなぐものだ。何かと引き換えに何かを買いたい、かかりつけ医から専門医に申し送りをしてもらって治療を受けたいなど、違ったものをつなぎ合わせるのが「サービス」なのだ。そのつながりは目に見えない。特にうまくいっている時には見えず、うまくいかない時にしか見えない。
サービスを提供することは、写真右側の男性のやっていることと似ていると感じることが多いだろう。