DXは「ありたい姿」を描くところから始めるべき
蓮村:世の中を見る解像度が上がっていくと、中には組織の枠組みから出て旅に出ようと思い立つ人も出てくるような気がします。そのあたりは何らかの手段で制御されているのでしょうか。
玉木:シナリオプランニングを経験して、視野や世界が広がるのは事実です。それにより、改めて自分が何者でこれから何をすべきなのか、再考する機会も生まれるでしょう。でも、そういう発想や実行力を持つ人財が集まらなければ意味がなく、主体的に思考し行動できる大きな機会を与えることで、そんな彼らの思考から会社も多くの学びを得ます。それがまた、次のチャレンジの場を生むことに繋がるのは本望と言っていいでしょう。