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イノベーションのためのリサーチ

イノベーションを発見する「内向き」のリサーチとは?

第1回:「リサーチ不要論」は本当か?

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「外向き」のリサーチと「内向き」のリサーチ

 水越氏の言葉を借りれば、イノベーションのアイデアは、他者である顧客の深層に眠っているようなものではなく、他者を含む市場を触媒にして生まれる自分のうちの気づきであり、リサーチすべきは相手ではなく、「自身の確信の根拠」ということになる。

 冒頭で述べたように、欲しいけどまだ持っていない、持っているけど不満があるといった顕在化したニーズなら従来の外部を探るリサーチで大きな成果も期待できる。しかし、イノベーションにつながるアイデア開発においては、そもそも探ろうとする外部に明確な答えがないのだから、外向きのリサーチは役にたたないとまではいわないがそれ相応の工夫が必要である。逆に、自身が気づくための内向きのリサーチがより重要となるのだ。

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この記事の著者

山崎 晴生(ヤマザキ ハルオ)

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