売上データ分析で「進学塾の売上がなぜ減少しているか」の“要因”を探る
外部要因である顧客数の減少を具体的に数値として予測して、その減少に対する戦略を策定したコンサルティング事例を解説します。
今回の事例に登場するのは、創業40年以上の進学塾で地方都市を中心に事業を展開している企業です。子供の数の減少により、定員割れの高校が現れるような状態になり、特に地方都市では高校を選ばなければ希望者全員が高校に進学できるようなりました。大学受験についても同様の変化が起きて、大学も定員割れになる時代になってきています。特に人口の増加が大きい首都圏では中学高校一体の学校が人気で、そのために中学受験講座をメインのサービスにしている塾も多くなってきています。