SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineニュース

ライオンと日立、ハミガキの製造プロセス上の課題を予測し、最適組成を自動提案するシステムを開発

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

 ライオンと日立製作所(以下、日立)は、研究所で開発した新たなハミガキの組成をもとに、実際に工場で生産する際に生じる課題を事前に予測し、製造プロセス上最適な組成情報や物性情報の案を自動提案するシステムを開発した。先進デジタル技術を活用したこのシステムを、さらに他の課題にも適用して運用することで、最大約40%の製造プロセス検討時間の削減が見込まれ、ハミガキの製品開発のスピードアップが期待されるという。

課題事前予測&最適組成自動提案システムの概要

 ライオンが長年培ってきた「ハミガキの製品開発の知見」、「原料配合量の組み合わせ」や「物性測定データ」などのサンプルデータに、日立のマテリアルズ・インフォマティクス(MI)技術を適用して物性を予測するモデルを構築した。

 このシステムは、予測モデルを活用して、研究所で新たに開発したハミガキの組成や物性の情報から移送性を事前予測するとともに、移送性の情報などの目標とするハミガキの物性値から逆解析することで最適な組成情報や物性情報の候補を自動で提案することができるという。

クリックすると拡大します
クリックすると拡大します

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
関連リンク
この記事の著者

BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング