日立システムズとAmazon Web Services(以下、AWS)は7月、マネージドサービスの拡大に向けて3年間の協業契約を締結した。
協業契約において日立システムズは、提供するマネージドサービスにAWSクラウドの俊敏性、拡張性、セキュリティを組み合わせ、顧客が取り組むDXの実現を支援。また、AWS認定資格保有者を新たに1,000人以上増強し、業種ごとに多様化する顧客からの要望に応じたソリューションを提供するとしている。これらの取り組みにより、今後3年間のAWS関連事業で新規売上100億円を目指すという。
AWS認定資格取得の推進において、デジタル人材の育成に取り組むことにより、パブリッククラウドの提供体制を強化。Gateway for Business Cloudによるクラウドリフト・シフトへの支援および新規サービス創造の促進を図るとしている。
新規サービス創造の促進では、2021年8月に発表した医薬・ヘルスケア領域における事業戦略での「重症化予防」および「デジタル薬(DTx)」のAWSを活用したプラットフォーム提供の推進を図るという。