Retail AIと東芝テックは、「新時代の買い物体験を生み出し、流通の仕組みを革新する」という将来展望のもと、共同プロジェクトを開始した。
Retail AIは、流通業界のDX化を推進しており、決済機能付きカートシステム「スマートショッピングカート(以下、SSC)」を提供している。同共同プロジェクトでは、東芝テックのグローバルリテールプラットフォーム「ELERA」と連携し、小売企業の店舗運営効率化および新たな買い物体験の創出を図るためのソリューション提供を開始するという。ELERA上でRetail AIのSSCが稼働するにあたり、小売業の顧客数社との実証実験を行い、2023年春を目処にサービス開始を目指すとしている。
Retail AIは今後、東芝テックとの共同プロジェクトの開始により、小売業界が抱える労働力不足といった経営課題の解決や、消費者ニーズの多様化に対する新たな顧客体験の創出に貢献。「オペレーションドリブン」の視点のもと、小売企業が直面する課題に対して現場目線で目に見えるソリューションを提供するという。