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豊田自動織機、新型燃料電池フォークリフト発売で水素社会の実現へ 約3分の水素充填で連続稼働が可能に

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 豊田自動織機のトヨタL&Fカンパニーは、現行車と比べ車両価格を30%低減するとともに、耐久性を向上させた新型燃料電池フォークリフト(以下、FCフォークリフト)を発売した。

新型燃料電池フォークリフト(70-8FBE18 オプションカラー車)
新型燃料電池フォークリフト(70-8FBE18 オプションカラー車)

 新型FCフォークリフトには、2020年発売のトヨタ「MIRAI」の燃料電池セル(以下、FCセル)を使用し、発電システムによってFCセル数を低減しながらも、現行車同等の出力を実現。FCセル以外にもMIRAIとの共用部品を増やし、燃料電池システム全体の部品点数を削減することで、システムコストを低減したという。また、FCセルの劣化を抑制する発電制御の採用により、耐久性を現行比で2倍に向上させたとしている。

 稼働時は、CO2を一切排出しない環境性能と、わずか3分で水素燃料充填が完了する利便性を備えているという。特徴は以下のとおり。

  • 環境性能:フォークリフト稼働中のCO2排出量ゼロ
  • 作業効率の向上:約3分の水素充填で連続稼働可能
  • 外部給電機能:AC100Vコンセントを搭載し、水素1充填あたり1kW×13時間の電力供給が可能

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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