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三井不動産、AIカメラの設置とデータ解析によるVMDの実証実験を開始

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 三井不動産は、NTTデータとTSIホールディングスとともに、AI等のデジタル技術を用いることで、商業施設に来館する人が、施設内の各店舗に対し、より魅力を感じて立ち寄りたくなる環境の実現に向けた実証を、2022年10月15日から開始することを発表した。

 本実証は、三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAYに出店中の、nano・universeららぽーとTOKYO-BAY店において、AIカメラの設置等のデジタル技術を活用、またそのデータを解析することで、お客さまに興味を持っていただき店舗への入店率を高めるVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)を検証するもの。

 商業施設内の各店舗にとって、来館した人に興味を持っていただくためには、入口や通路に面した部分の外観およびレイアウトは重要な要素の1つだという。本実証では、AIカメラや赤外線センサーを設置し、店頭に設置したディスプレイ/マネキン/デジタルサイネージといったVMDの要素やその組み合わせに対する来店客の実際の反応を計測し、どのパターンが最も来店客の反応が良いかを検証。これにより、店舗を通りかかった人に店舗の魅力がより伝わりやすく、新しい出会いが生まれやすくなる店舗設計に生かしていきたいとその目的を述べている。

実証概要

 今回の実証では、店頭にAIカメラおよび赤外線センサーを設置し、ディスプレイ/マネキン/デジタルサイネージといったVMDにおいて、複数のパターンを用意し、それぞれに対する来店客の反応を検証することで、より多くの来店客に店舗の魅力を伝えることができるVMDのあり方についての検証を行うもの。

1:店頭にAIカメラや赤外線センサーを設置

AIカメラ設置例
AIカメラ設置例

2:VMDコンテンツの準備

  • ディスプレイ/マネキン/デジタルサネージといったVMDを構成するコンテンツについて、複数のパターンを用意(例:デジタルサイネージに放映する映像、マネキンに着せるコーディネート)

3:各VMDのパターンに対するお客さまの反応計測

  • AIカメラや赤外線センサーで取得したデータを基に、お客さまの実際の視線や行動から反応を推定する(例:赤外線センサーでお客さまの位置情報を取得し、VMDのパターンごとに滞在時間や入店者数を比較する)

4:計測結果の分析と結果に基づく改善

  • 反応が良かったVMDのパターンから、お客さまの良い反応を得られるために有効な要素や重要なポイントを整理

実施期間(予定)

2022年10月15日(土)~11月28日(月)

実施場所

三井ショッピングパークららぽーとTOKYO-BAY「nano・universeららぽーとTOKYO-BAY店」

本実証実験イメージ
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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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