Domoは2022年9月21日(米国ユタ州現地時間)、年次分析レポート「Data Never Sleeps(DNS)」第10版を発表した。
同インフォグラフィックは、オンラインでの人々のやりとりによって、インターネット上で毎分どれだけのデータが生成されているのかを視覚的に示したもの。2013年のDNS1.0以降、毎年発表されている。
「Data Never Sleeps 10.0」の概要(以下抜粋)
つながる世界:この10年間でデジタル接続の頻度は急上昇しました。2013年のDNS1.0では、Instagramのユーザーは1分間に3,600枚の写真を投稿していましたが、現在では約6万6,000枚と1700%増になりました。Zoomのユーザーは毎分のべ10万4,000時間のオンライン会議に参加し、Tinderのユーザーは 2014年のDNS 2.0と比較すると164%増の毎分110万回のスワイプをしているほか、スマートフォンのユーザーは2016年の DNS 4.0に比べて3倍の1,600万通のテキストを送信しています。
勝者と敗者:世界がよりデジタル化していることは間違いありませんが、どのようなプラットフォームにも浮き沈みがあります。Twitterの投稿数は、Data Never Sleepsが始まった2013年以降3倍近く増加していますが、昨年に比べてユーザーの投稿数は40%減少しています。2021年のDNS 9.0では1分間に57万5,000件の投稿がありましたが、2022年現在では34万7,000件余りとなっています。また、他のコミュニケーション・プラットフォームが数百%単位で利用を伸ばしているのに対し、電子メールは過去10年で送信されたメッセージ数が13%増と比較的緩やかな増加となっています。
デジタルドル:買い物や消費が便利になる傾向は続いています。毎分、Amazonユーザーは44万3,000ドルの買い物を行い、暗号通貨(仮想通貨)の世界では9,020万ドル相当の暗号通貨が購入され、オンラインイベント参加者はチケット購入に1万2,938ドルを費やしています。Venmoのユーザーは現在、2017年のDNS 5.0から750%以上増の毎分43万7,595ドル相当の支払いを送金しています。