パナソニック ホールディングス(パナソニックHD)は、丸の内仲通りや行幸通りなど(東京都千代田区)において、公道でのロボット単独による販売実証実験を実施する。
同社はこれまで、Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(以下、Fujisawa SST)における店舗から住宅への配送サービス実証、つくば市での楽天グループ、西友との実店舗からの日用品の配送サービス実証など、ロボット配送の様々な実証実験を実施してきた。
Fujisawa SSTでは、ロボット近傍の保安要員なしでの複数台同時運用に取り組み、240時間走行を完了。「特定自動配送実証実験に係る道路使用許可基準」に基づき、同地域での道路使用許可を取得した。これにより、公道審査を伴わない簡素な手続きで類似環境での他拠点展開が可能になり、今回は、同制度に則った他拠点展開の第1号事例になるという。
今回の丸の内仲通りなどでは、自動走行する搬送ロボット(ハコボ)が指定ルートを巡回しながら、特定地点において無人でのカプセルトイや飲料などの販売を行うとしている。
実証の概要は以下のとおり。
期間
- 2022年12月1日~2023年2月4日(予定)
場所
- 丸の内仲通り(丸ビル~三菱ビル)、大名小路、行幸通り
- 丸の内仲通り(丸ビル~丸の内パークビル)、大名小路、行幸通り