BIPROGYは、同社が運営するバーチャル住宅展示場「MY HOME MARKET」において、kiwamiが提供するVR店員ソリューション「xR Cast(エックスアールキャスト)」を活用した新たな住宅メーカー向けサービスを提供する。
xR Castは、人に代わってアバターが商談や接客を行うサービス。住宅購入の主力層である20~30代は共働きが多く、空き時間にスマホで住宅を検討する傾向があり、アバターを利用することで、柔軟な接客サービスを実現できるとしている。
xR Castを活用した接客の実証実験として、アバター接客サービスによるモデルハウス案内を10月1日から11月27日の期間で実施。エステージの無人モデルハウスで、自宅にいながら住宅購入の相談ができるオンライン相談などの新しい住宅購入のかたちが、消費者に受け入れられることを確認したという。
BIPROGYは今後、バーチャル住宅展示場において、VRタウンでの内覧や規格住宅の価格シミュレーションといった住宅検討する利用者のオンライン上での体験に加え、住宅メーカーが厳選した規格型住宅であるセレクトハウスを、オウンドメディア「MY HOME マガジン」を活用して普及していく。
また、バーチャル住宅展示場を展開できる「MY HOME MARKET プライベートサービス」の提供など、デジタル技術を活用した、新しい家の買い方・売り方を提案することで、住宅業界のDXを加速させるとしている。