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損保ジャパン、「SOMPO Park」が日立社会情報サービスの「感染症予報サービス」と連携

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 日立社会情報サービスと損害保険ジャパン(以下、損保ジャパン)は、流行予測AIによりインフルエンザ流行予報を提供する、日立社会情報サービスの「感染症予報サービス」と、損保ジャパンが運営する会員制Webサイト「SOMPO Park」を連携させ、約540万人のSOMPO Park会員にインフルエンザ流行予報を提供する取り組みを開始する。

 感染症予報サービスは、4週間先までのインフルエンザ流行状況を市町村別に予報しており、手洗いやうがいといった予防行動の徹底、仕事の調整やレジャー計画見直しなどの行動変容を促す効果があるという。今回の検証では、この予報をSOMPO Parkで発信し、社会全体のインフルエンザ罹患リスク低減に寄与するコンテンツとしての関心度を、コンテンツ視聴率などの観点から検証するとしている。

 また、インフルエンザの予防行動は、新型コロナウイルスとの同時罹患リスクの低減も期待できるとしており、予報にあわせて、感染症と関係する損保ジャパン保険商品の情報を提供することで、マーケティング効果についても検証するという。

実証実験の概要

 SOMPO Parkのトップページ内に設置されたバナーや、会員向けメルマガから、感染症予報サイトを紹介する特設サイトへ遷移。興味をもったユーザーは、予報サイトから自分の見たい地域を市町村単位で選択し、予報を確認することが可能だという。なお、掲載期間はインフルエンザの流行が予測される2022年11月28日~2023年2月28日の予定。

実証実験の目的
  • インフルエンザ流行期における利用者のニーズ、トレンドを取得し把握
  • インフルエンザ流行予測を基とした、おすすめの記事/商品のレコメンドに関する有効性の確認
  • 同取り組みに賛同する協創パートナーの募集
連携イメージ

 SOMPO Parkのトップページや会員向けのメルマガから、感染症予報特設サイトに遷移する導線を設置。特設サイトでは、感染症予報サイトの視聴を促すとともに、保険関連情報など利用者にとって有益な情報を掲載するという。

今後の展開

 コンテンツの視聴率を向上させる工夫や、保険商品に関するマーケティング効果など、今回の検証で得られるノウハウに日立の各種Lumadaソリューションを組み合わせることで、利用者にとって価値が高い情報を提供する企画や、「感染症予報サービス」の情報発信先の拡大など、日立グループ/損保ジャパンで検討していくと述べている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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