ヤマト運輸は、ビジネスパーソンがオフィス以外の場所から宅急便を発送する際の利便性向上や業務効率化に向け、SlackとMicrosoft Teams上で宅急便の発送手続きができる機能を提供すると発表した。配送費用の個人精算は不要。
2023年2月8日からSlackユーザー向けに、2023年2月15日からMicrosoft Teamsユーザー向けに機能の提供を予定しているという。
同社は2022年5月から、LINE WORKSに同機能を実装し、外勤や定期集荷のないオフィスにおける、宅急便の発送時の利便性向上と業務効率化を実現してきた。今回は、在宅勤務などオフィス以外でテレワークをするビジネスパーソンが多く利用する両サービスと連携し、提供範囲を拡大するとしている。
機能についての概要は以下のとおり。
- 送り状の自動作成:各プラットフォーム上から同機能を立ち上げ、そこからお届け先などの送り状情報を入力すると専用QRコードが発行されるため、手書きで送り状を用意する必要はない。専用QRコードと荷物を一緒に、最寄りの発送場所に持ち込むことで荷物を発送可能
- 多様な場所から発送が可能:ヤマト運輸の営業所やオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」、コンビニエンスストアからの発送が可能。ユーザーの都合に合わせて発送場所を選べる
- 発送後の経費精算が不要:配送費用は、発送手続きの際に自動で計上され、まとめて会社宛に請求されるため、配送費用を個人で立て替えせずに荷物を発送可能