SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineセミナーレポート

なぜDXや新規事業は頓挫するのか──宇田川准教授が語る組織のサイロ化、他者との対話による自社の再定義

登壇者:埼玉大学経済経営系大学院准教授 宇田川元一氏(基調講演)

  • Facebook
  • X
  • Pocket

アイデアや技術などの資源に経済的価値を付与するには

 イギリスの細菌学者、アレクサンダー・フレミングは、カビの一種で厄介者だったペニシリウムの培養液中に、世界初の抗生物質であるペニシリンを発見した。ドラッカーは彼を、イノベーションの立役者として紹介している。しかし宇田川氏は、ペニシリンに経済的な価値を与えたのはフレミングではなく製薬会社のファイザーだと指摘する。

 フレミングはペニシリンを発見したものの、それを精製する方法がわからなかった。そこでアメリカの大学がその研究を引き取り、ファイザー社の援助による試行錯誤と同社の経営判断があって大量生産に成功し、戦時中にも多くの人命を救ったのだ。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
Biz/Zineセミナーレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

やつづかえり(ヤツヅカエリ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング