電通デジタル、電通国際情報サービス(ISID)、イグニション・ポイントは、企業の人的資本経営推進を支援するための「人事システム基盤」「コンサルティング」「HRデータアナリティクス」が三位一体となったトータルHRソリューション「HUMAnalytics(ヒューマナリティクス)」を提供開始する。
同ソリューションでは、経営戦略と人事戦略をつなぎ、必要な人的資本データを収集・可視化する。また、集めたデータを分析し、人事施策実行に役立て、このサイクルを繰り返すことで人事部門の価値を高め、企業価値向上につなげるという。
HUMAnalyticsにおける各サイクルの概要は以下のとおり。
- 経営・人事戦略の連動(戦略型コンサル):人的資本経営を実現するための、経営戦略と連動した人事戦略の立案を支援。また、人事戦略に基づいた人事施策の検討においても網羅的な支援を実施
- 人事データ収集・可視化(データビジュアライゼーション):人的資本のもとになる人事やその他関連データを整備・収集。企業ニーズに合わせてアジャイル型でプラットフォームを構築することで、データ可視化を実現
- データ分析・人事施策提案(データアナリティクス):プラットフォームに集めた多様なデータを分析し、課題を浮き彫りにする。解決に向けた人事施策の提案も実施
- データドリブン人事への変革(伴走型コンサル):各人事施策の実施・効果測定・改善を人事部門と伴走して進める。データ活用の運用定着への支援も実施
3社は今後、上記サイクルでのソリューション提供を通じて、データドリブンな人事判断・経営判断を可能にすることで、企業の人的資本経営の推進と企業価値向上に貢献するとしている。