三井化学とCrowdChemは、将来有用となる技術情報の抽出から新規材料探索までを、AI技術を活用して行える技術を共同で開発した。これにより、自然言語処理を活用した新規材料探索の効率化を図ることが可能だという。
また、GPTなどの生成AIとこれまでの成果を組み合わせることで、結果の解釈、抽象的なアウトプットに対する具体例の提示、関連情報の収集、アクションプランの提示などが可能となり、事業への幅広い活用が期待されるとのこと。次のステップとして、実際の事業課題に対する概念検証を進め、複数の事業部門への展開を計画していると述べている。
両社は今後も、DXを活用した技術関連データや営業データの統合、その他のデジタル技術との組み合わせにより、技術活用にチャレンジしていくとしている。