ソフトバンクは、ルワンダ教育省(以下、MINEDUC)と、ルワンダ共和国(以下、ルワンダ)で非地上系ネットワーク(NTN)ソリューションを活用したEdTechサービスを提供することを目的に、協業契約を締結した。
両者は2023年秋以降に、衛星ブロードバンドサービスと、サイバー大学が提供する、コンテンツの作成から学習履歴まで一括管理が可能なeラーニングプラットフォーム「Cloud Campus」などを活用することで、通信環境が整っていない学校にEdTechサービスを提供する予定だという。
同取り組みは、ルワンダが推進するデジタル教育の普及と強化に貢献するもので、ソフトバンクが企画・提案。ソフトバンクは、他のパートナー企業とともに、持続可能で低価格なインターネット接続環境とEdTechサービスを提供し、現地で自立可能な体制を構築していくとしている。
ソフトバンクとMINEDUCは、質の高い教育コンテンツを提供することで、生徒の学習能力を向上させるだけでなく、経験が浅い教師のスキルアップにもつながると考えているとのこと。また、このプロジェクトをアフリカ市場の様々な民間企業やステークホルダーなどとともに拡大していくことで、アフリカの持続的な発展に重要な役割を果たすことを期待するという。