情報アーキテクチャとビジネス戦略を両立する3つのポイント
続いて、情報アーキテクチャのコンサルティング会社であるTUG(The Understanding Group)の共同設立者ダン・クリン氏が登壇し、情報アーキテクチャを戦略的に進めるために大切な3つの方策について解説した。
クリン氏は冒頭で、20年ほど前に1億1000万ドル以上もかけて建設され、売却されるときにはたった75万ドルに価格が下がった建築物を紹介。資産価値がなくなった理由について、何の目的を果たしている建築物だったのか意図を読み取れなかったからだと説明し、我々がデジタルな商品を作るにあたっても、ここから様々な学びを得ることができると強調した。では、どうすればデジタルな商品やサービスを、立派な建築物と同じように美しく創ることが出来るのか。それには3つのポイントがあるという。1つ目は「意図をマッピングすること」。意図をマッピングするツールとしてパフォーマンス・コンティニアムを紹介した。