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OKIら、自律走行型アバターロボット活用した施設警備支援サービスを共同開発 大分放送などで実証実験へ

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 沖電気工業(以下、OKI)、オーイーシー、日本連合警備は、警備業界が抱える人手不足という課題を、人とアバターロボットの協調業務により、人手で行われていた巡回や監視の回数を減らすことで解決する「自律走行型アバターロボットを活用した施設警備支援サービス」を共同開発した。

 同サービスは、実用的な機能に焦点をあて、アバターロボットをOKIの遠隔運用プラットフォーム「REMOWAY」の上で制御し、日本連合警備の施設警備運用ノウハウを融合したもの。オーイーシーが施設警備支援サービスとして提供していくという。

 人手で行われていた巡回や監視を人とアバターロボットの協調業務に変え、品質を維持したままで人手回数を減らしつつ、人手業務の価値を別の業務へ拡大することを目指す。これにより、ロボット導入による現業務のコスト削減だけでなく、新たなサービス創出による収益拡大の可能性も探るとしている。

 なお、実証実験をオーイーシー本社ビルで行うとともに、大分放送、大分合同新聞社も、場所の提供と警備ニーズの抽出に協力するという。実証実験の概要は以下のとおり。

期間
  • 2023年11月6日~10日
実施内容
  • アバターロボットの設置(大分放送2台、大分合同新聞社印刷センター3台、オーイーシー2台)
  • 3つの実証場所で、個別に巡回、立哨、案内の検証、課題抽出、改善策実施
  • 複数の実証場所での並行可動と遠隔モニタリング、遠隔操作による検証
自律走行型アバターロボットを活用した施設警備支援サービスのイメージ図<br/>[画像クリックで拡大表示]
自律走行型アバターロボットを活用した施設警備支援サービスのイメージ図
[画像クリックで拡大表示]

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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