デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(以下、DTFA)は、浅ノ川とヘルスケア領域における協業に関する契約を締結した。
同協業においてDTFAと浅ノ川は、浅ノ川が有する北陸の民間病院グループとしての基盤をオープンイノベーション・フィールドとして活用し、理念に賛同する産学官約50団体を募り、それぞれの知見やノウハウを融合した社会課題解決のためのイノベーティブなモデルを共同で構築するという。
特に、「スマートホスピタル」「病院DX」について、医療現場が抱える課題の解決に主眼を置き、デジタルを活用した病院の生産性向上、診療機能の強化、地域連携の促進といった実効性のある具体的な取り組みを推進。その他、同協業において、次のようなモデルの構築を進めていくとしている。
- アフターコロナの新しい時代に対応した次世代の病院建築モデル
- 地域全体での生産性向上を目的とする病院のノンコア業務の地域内集約・シェアードサービス化といった地域病院オペレートモデル
- 医療格差を是正するための地域医療へのアクセシビリティ向上を目指した医療MaaSモデル
- デジタル技術を活用し、迅速化と効率最適化を実現する地域医療連携モデル
- 診療・健診データおよびPHR(個人健康記録)を活用した地域住民のための健康街づくりモデル など