キャディは2026年9月、Moore Strategic Ventures、Coreline Venturesをはじめとする新規・既存投資家8社を引受先として、総額177億円のシリーズDラウンドの契約を締結したと発表した。これにより累計エクイティ調達額は363.1億円、同社の企業価値は1,820億円となる。

新規投資家はMoore Strategic Ventures、Coreline Ventures、リクルートホールディングス傘下のCVCであるHR Tech Fund、Woven Capital、Salesforce Ventures。既存投資家はAtomico、グロービス・キャピタル・パートナーズ、ゆうちょアセットマネジメントが参加した。
調達資金は主に、(1)独自AI・テクノロジーの開発、(2)製造業AIデータプラットフォームCADDiの拡張、(3)北米を中心としたグローバル事業体制の拡充、(4)採用・育成等の人材への投資、の4領域に充てる。
同社は「物的イノベーションを10倍加速する」をビジョンに掲げ、製造業のバリューチェーン上に散在するデータをAIで解析・構造化し、組織全体で活用できるデータ基盤を提供している。2026年8月には共通基盤となる次世代版「製造業AIデータプラットフォームCADDi」を日本国内で発表。2023年よりプロダクトを展開してきた米国においても同プラットフォームの提供を開始し、今後展開を加速させるとしている。
現在は日本、アメリカ、ベトナム、タイの4カ国で事業を展開し、22カ国で導入されている。なお受発注プラットフォーム事業は2024年にAIプラットフォーム事業へ統合し、部品・組立品の提供は終了している。
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