VisionalグループのM&Aサクシードが運営する法人・審査制M&Aマッチングサイト「M&Aサクシード」は、2023年1月から12月までに同サイトを通じて成約したM&A全件の内訳データを公開した。
2023年のM&A成約案件のうち、譲渡案件の74%が年商1億円以上、譲り受け企業の78%が年商10億円以上だった。
また、59%が譲渡案件の掲載から成約まで半年以内、65%が譲渡企業と譲り受け企業の所在都道府県が異なる隔地間M&Aで、異業種による成約は39%となった。この結果は、経営者自身がインターネット上で一度に全国のM&Aの可能性を探せるM&Aマッチングサイトならではの特徴だといえるという。
M&Aサクシード経由で成約した2023年M&A全件のサマリーは以下のとおり。
譲渡企業と譲り受け企業のマッチング
- 譲渡企業と譲り受け企業が異業種:39%
- 譲渡企業と譲り受け企業の所在地が異なる都道府県:65%
- 譲渡案件の掲載から成約までの期間:「半年以内」が59%
譲渡企業
- 譲渡案件の年商:「1億円以上」が74%
- 業種(上位5業種):製造/卸売、情報通信、建設/土木/工事、介護/医療、EC/小売
- 譲渡企業の所在地:全国(関東52%、中部25%、北海道・東北6%、関西6%、九州4%、中国4%、四国1%)
- 譲渡理由:「後継者不在・代表者の引退」52%、「自社事業の選択と集中」22%、「事業成長」18%
- 譲渡金額:5000万円以上が59%(1億円以上が39%)
譲受企業
- 年商:「10億円以上」が78%
- M&Aの経験:「M&Aの経験がある」が75%
- 利用者:「経営層」(社長、CxO、役員など)が76%