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『21世紀の脳科学』が語る、働きやすい職場環境をつくる「SCARF」とは?

『21世紀の脳科学 人生を豊かにする3つの「脳力」』

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なぜ「他者の役に立つ機会」が、職場の生産性アップに繋がるのか?

 筆者は、アダム・グラント著『Give&Take――「与える人」こそ成功する時代』を引用し、「他者の役に立つ機会」が生産性をアップする3つの理由を語ります。
 第1は「自己像」の問題。他者に貢献する社内の良き見本としての自己像、そのような自分を良いものとして、より自身の業務にも高い生産性で従事するようになるとしています。
 第2は「人に役立つことの気分の良さ」をあげています。他人を助けることで脳の報酬系が活性化し、その環境を与えてくれる会社、職場環境を良きものとして捉え、よりその仕事に貢献しようと脳が判断します。
 第3は「他人を助ける人を高く評価する」からとしています。社内、社外に関わらず、他者に手を差し伸べる会社を、従業員の脳は高く評価し、よりその会社への愛着を感じるようになると言います。

成功するリーダーに必要なもの

 本書をなぜ手にとったのか。それは、ビジネスパーソンが関心を持てる「脳科学/脳神経科学」とは何か。そして、どのような「切り口」かを知ることです。その意味で多くのヒントを本書から得ることが出来ました。コラムのまとめとして、脳科学の知見がビジネスにとって重要な理由、特に成功するリーダーに必要なものをまとめた部分を紹介します。
 本書では、ビジネススキルを2種類に分け、本書で解説しているような「社会的スキル」と、個々が習得するような「個人スキル」に区分しています。リーダーにはなぜ「社会的なスキル」が必要で、でもなぜ「個人的なスキル」に秀でたリーダーが選抜されてきたのか。本文で書かれた部分を辿ることで、コラムのまとめとしたいと思います。

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