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出光興産、東大先端研らとカーボンニュートラル領域における次世代技術開発に向けて共同研究を開始

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 出光興産は、東京大学先端科学技術研究センター(以下、東大先端研)および生産技術研究所(以下、東大生研)と包括連携研究に関する協定を締結し、4月1日から共同研究を開始した。

(左から)東大先端研 所長 杉山正和氏、出光興産 執行役員 西村公一氏、東大生研 所長 年吉洋氏
(左から)東大先端研 所長 杉山正和氏、出光興産 執行役員 西村公一氏、東大生研 所長 年吉洋氏

 同共同研究は、両部局との連携により、カーボンニュートラル領域における研究活動を加速させ、革新技術の創出を目指すもの。具体的には、新たな社会実装テーマの創出、東大先端研と東大生研の保有技術(二酸化炭素の分離・回収・利用技術など)を活用したテーマ調査、電解合成や蓄電用の次世代電極触媒開発などに関する技術獲得を3年かけて行う。特に、新たな社会実装テーマ創出活動を重要課題と位置づけ、教授陣の知見や技術と出光興産の保有する技術を融合させ進めていくという。

 将来的には、電化・電動化やバイオ領域の素材などに関する要素技術開発や、エネルギー・食糧セキュリティーなどの社会課題にも貢献できるテーマにも取り組むことを構想。また、同社の研究員を派遣することで人的交流も行い、人材育成も図っていくとしている。

 出光興産はこれまでも、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のグリーンイノベーション基金事業に採択された「常温、常圧下アンモニア製造技術の開発」など個別テーマにおいて、東京大学と連携してきた。こうした個別テーマの共同研究を継続するとともに、両部局との包括連携協定のもと、広いテーマを対象に多くの参加者による新たな共同研究を実行していくという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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