Relicは、ファンド規模1億円からでも始められる「CVC支援サービス」の本格提供を開始した。
同社の新規事業開発支援の経験と実績、新規事業に特化したビジネス、テクノロジー、クリエイティブが一体となった組織(BTC組織)によって、CVC活動の方針・制度設計から事業シナジー創出まで一貫した伴走支援と、プライシングモデルにより小規模ファンドの立ち上げを実現するとしている。
同サービスの概要と特徴は以下のとおり。
伴走型のCVC設立・運用支援
CVC設立・見直し時の方針策定・制度設計、デューデリジェンスなどを支援するという。
ニーズに合わせた価格設定
顧客合意のもと、ファンド運営にかかる年間コストを都度の事業開発支援コンサルティング費用としてサービス提供に取り組む。また、必要な支援領域単位でカスタマイズした支援内容と予算を組めるようにすることで、フレキシブルな投資予算をもって年間投資1億円などの小規模なファンドサイズでも運用可能になるとしている。
アスタミューゼと連携し、技術シーズのソーシング、デューデリジェンスなどを対応
Relicパートナー企業のアスタミューゼが保有する技術シーズ・知財DBを利用し、AIにより有望投資領域の選定と個別の技術シーズの探索を効率化。Deep Tech領域でサイエンスに基づく適正な投資を実現するという。顧客の本業や保有技術/シナジー創出戦略、イノベーションに関連するマクロトレンドや投資・規制動向などを踏まえた戦略的な投資領域の選定も支援するという。