ドコモgaccoと、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、法人向けの新たな人材育成サービスとして、「地域越境ビジネス実践プログラム」の提供を開始した。
同プログラムは、都市部の企業に所属する従業員が、地域企業や地方公共団体に越境してビジネス実践型の研修に取り組むことで、事業課題や社会課題に向き合い、生成AIなどを駆使して課題解決に挑戦するもの。
企業が人材育成の課題として感じる「従業員の実践経験不足」を解決しながら、次世代リーダーの創出と、地域が抱える人材不足やデジタル化の課題解決を図る。また、同プログラムをきっかけとして、副業の活用など、都市部企業と地域の間での人材の流動性を高めることを目指すという。
同プログラムは、4ヵ月間の研修プログラムとなる。受講生は10時間程度の座学(実践型スキル習得研修)を受講後、リモート環境下でダブルワーク型フィールド研修(月間30時間×4ヵ月)を行う。
地域越境ビジネス実践プログラムの概要
- 対象:法人(次世代リーダーやDX推進リーダーを目指す30~40代を中心としたビジネスパーソン)
- プログラム受け入れ先企業:全国の企業
- 価格:100万円/1名(早割価格、2024年9月末申し込みまで)
なお、同プログラムは、6月よりNTTグループで先行提供を開始しており、2025年3月までに300名のプログラム参加を目指すとしている。
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