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フィリップス「ヌードルメーカー」開発担当が語る、イントレプレナーとしての“巻き込み力”

株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン マーケティング シニアマネージャー 佐野 泰介 氏

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社内チームと共同で難題に取り組み、壁を越える

佐宗:
 今の話に加え、急に社内のヌードルメーカーのプロジェクトに対する風向きが変わったエピソードはありますか?

佐野:
 取引先へのプレゼンテーションですね。それまでは僕が社内を説得させるために麺を作っていました。しかし、いざ取引先に対して最初のプレゼンをしにいくときに、僕一人ではできないので、営業部門やショッパーマーケティングの人と共に麺づくりをするという取り組みがあったんです。
 当時、ある取引先のVIPへのプレゼンの時間を、どうにか「15分」だけ頂けました。15分で商品説明に加え、茹で加減の全部違う「うどん」、「そば」、「パスタ」、そして「ラーメン」を完璧なタイミングで出さなければいけない。多分普通のレストランでもすごく難しいことなのですが(笑)、それを4人のチームで、プレゼン相手の意思決定者をどのようにして満足させることができるようになるのか、チームみんなが知恵を絞りました。僕以外のみんながはじめて商品に対し「自分ごと化」できたのを実感しました。「佐野さん、こっちのほうがいいよ!」って、アドバイスももらえて。
 結果、「こんな面白い商品なら、うちで絶対に販売するぞ!」と言ってくれました。この共通体験で、社内の人を巻き込めたのは大きかったですね。最終的に生活者にいいものを届けるプロセスで、バトンが「僕」から「チーム」に受け渡され、取引先へバトンを渡す強いチームができました。

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