セプテーニは、データ活用支援ソリューションのサービス体系を刷新し、これまで広告配信最適化ソリューションとして提供してきた「PRECOG(プリコグ)」をブランド名として掲げ、そのもとでデータプラットフォームである「PRECOG DATA HUB」を基盤にアップデートしたソリューション「PRECOG Optima」「PRECOG Base」「PRECOG DCR」の提供を開始した。
提供するソリューションについては次のとおり。
PRECOG DATA HUB
企業独自のデータ(1st Party Data)をはじめ、各種データベンダーが提供する2nd Party Dataなど、あらゆるデータを統合管理・分析する基盤となるデータプラットフォーム。
顧客データの取り扱いに配慮し、企業のデータ環境下で利用することも可能。PRECOG DATA HUBをベースに、PRECOG Optima、PRECOG Base、PRECOG DCRへデータを展開し各種施策を実行する。
PRECOG Optima(旧称、Precog)
AIを活用し、顧客データを中心とした各種データソースをもとに、顧客定着につながるさまざまなアクションの予測モデルを構築するとともに、その傾向をインサイトとして可視化。これらの情報を広告媒体と連携し、配信に活用することで、各種KPIに応じた広告配信を可能にするソリューション。
この度、新たにLINE公式アカウントでのメッセージ配信や、各種CRM施策への連携機能を開発し、機能をアップデートしたという。
PRECOG Base
ポストCookie時代に向け、ウェブサイト上の行動データやフォーム入力情報などを、クラウドサーバー環境で連携処理することで、データプライバシーに配慮しつつブラウザのCookieに依存しない新しい計測基盤を構築するソリューション。
PRECOG DCR
各種広告媒体が提供するデータクリーンルーム環境との接続を、柔軟に実現するソリューション。
広告媒体保有データと、広告主保有データをかけ合わせた分析に加え、分析結果から有効なセグメントを抽出できるため、広告配信やLINE公式アカウントでのメッセージ配信にも活用できるという。
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