SAKUSEN TOKYOは、プロジェクトマネジメントの不確実性を削減し、成功確度を向上させるフレームワーク「Project Management 6P elements」を発表した。また、プロジェクト分析サービス「6P elements analytics」の提供も開始したという。
6P elementsとは、プロジェクトマネジメントのためのフレームワーク。プロジェクトを6つの要素(element)に分解し、それぞれの要素の問題点や長所を発見して、6つのすべての領域で問題解決を実行するという。さらに、それぞれの領域を相互連携させながら、プロジェクトを成功に導くフレームワークだとしている。構成される6つの要素は次図のとおり。
プロジェクトマネジメントにおいては、Process、Planning、Performanceの3つの“実行”領域が課題になることが多いが、その実行領域の根幹となる、People、Purpose、Propertyの3要素の重要性にも着目。プロジェクトチームをアラインメントし、チーム力を向上させることで、プロジェクト課題を解決し、成功をより盤石にしていくという。
プロジェクトの成功は、不確実性にいかに打ち勝つかがカギになると同社は述べる。6Pの中でエラーがある要素は何か? そのエラーを解決するためには何をすれば良いのか? プロジェクトメンバーやプロジェクトオーナーなどを各elementごとに徹底的にヒアリングを実行し、レポート。それぞれの解決方法を示唆し、プロジェクト全体の最適化まで提案するという。なお、期間は1ヵ月半から2ヵ月を想定しているとのことだ。
【関連記事】
・優れた顧客体験は、生活者のニーズと期待値の適切な把握がカギ──KPMGコンサルティング調査
・KPMGコンサルティング、西日本シティ銀行の新規事業創出プログラムを設計から運営までトータルサポート
・ヌーラボ、チームの力を最大限に引き出す管理手法を解説 チームワークマネジメントのホワイトペーパー公開