カーブアウト後、0→1フェーズに逆戻り
──その後、NTTドコモ内でどのように事業化していったのでしょうか。
額田:まずはビジネスモデルを構築するところから始めました。既に一定のユーザーがついていたとはいえ、趣味としてスタートしたので人件費すらまかなえていなかったんですよね。そしてとりあえずクラウドファンディングを開始したものの、途中で「toCが軸だと、偶発的な要素が大き過ぎて事業計画を立てられない」と気づき、一転して学校教育の領域でtoBビジネスとして展開することにしました。学校単位をベースにできれば売上見込みも立てやすいですし、一旦導入が決まれば継続的に売上が積み上がっていくはずだと考えました。