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Notion、チームに最適化された機能「Notion AIエージェント」の提供を発表

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 Notion Labs Inc.は、「Notion」の新バージョン「Notion 3.0」において、新機能「Notion AIエージェント」の提供開始を発表した。

 Notion AIエージェントは、ワークスペースに蓄積された知識を活用して、会議の調整や文書作成、繰り返しのタスクなどの作業を大幅に効率化する機能。Notionと連携したアプリ、さらにウェブ上の情報からも適切なコンテキストを取得することで、プロジェクト管理ポータルの構築、資料作成、データベース更新、定期報告書の自動生成などを簡単に行える。

 Notion AIエージェントの主な機能とその効果は次のとおり。

1.人間が行っていた作業を実行・完結し、生産性をさらに向上

 単に問いへの回答を提供するだけでなく、今まで人間が行っていた複数工程からなる業務全体を実行し完了。複数のページ編集やデータベース全体の更新など、複雑な作業も処理でき、これまで何日もかかっていた作業を数分で終わらせる。

2.あらゆるツール間で瞬時に情報を分析し、より速い意思決定を支援

 Notionワークスペース内のほか、SlackやGoogleドライブなどの連携ツール、さらにウェブ検索を通じて必要な情報を正確に見つけ出す。アクセス権のある情報のみを使用することに加え、データベース検索機能の強化により複雑な情報をわずか数秒で分析し、実行可能なインサイトに変換。

3.一人ひとりの仕事に合わせてパーソナライズ

 エージェントは一人ひとりの仕事のスタイルや進め方を学習。プロフィールページで、エージェントの動作(回答方法、データの保存場所、参照すべき情報など)を指定できる。作業中にエージェントに「覚えておいて」と頼むと、自動的にその「記憶」をプロフィールに追加。自身の業務に即したAIとして直感的に作業するため、より自然に業務の中にAIを組み込める。

 また、新しいMCPにより、CursorやClaudeなどの外部AIツールからNotionワークスペースに直接アクセスできるようになった。Microsoft Teams、SharePoint、OneDrive、Gmailとの連携機能も拡張。

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