FP&Aは「事業に近い人」こそ学ぶべき。「真のビジネスパートナー」とは
栗原:ステップ3の「人材育成」に関連して、石橋さんは著書『FP&Aハンドブック』で、FP&Aの役割を「真のビジネスパートナー」になることだと定義されていますね。
石橋善一郎氏(以下、石橋):はい。インテルなどのグローバル企業では、CFO組織のビジョンとして「真のビジネスパートナー」になることを掲げていました。これは、単に「1.意見を求められる」レベルに留まらず、「2.意思決定プロセスに参加する」を経て、最終的に「3.意思決定を委任される」レベルにまで達することを意味します。
