デロイト トーマツ コンサルティング(以下、デロイト トーマツ)は、2025年9月にベータ版の提供を開始したサービス「AI haconiwa」を「AI Garden lab」へ名称変更する。
同サービスは、人の個性・深層心理を再現したAIエージェント(住人AI)集団の構築により、顧客やユーザーの反応予測が可能なシミュレーション環境である人間社会のデジタルツインを作り出すことを目指している。住人AIに対するインタビューや検証を通じて人の深層の欲求や動機に基づいた反応情報を得られ、マーケティング戦略立案をはじめ、商品・サービス開発、社会実験、社内制度変革など、多岐にわたるユースケースで活用できる。
2025年12月頃を予定している本格提供開始時やそれ以降も、技術動向やユーザーニーズを取り入れ機能を拡張していくという。
AI Garden labへの名称変更は、多数の住人AIに対してさまざまなシミュレーションを重ねる同サービスの特徴をわかりやすく示すとともに、今後も住人AI同士の相互作用の実現など継続的にサービスの高度化を図っていく姿勢を表したもの。
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