リブ・コンサルティングは、新規事業を推進できる人材を“ゲーム感覚”で育成する経営シミュレーション研修「T2D3」の体験企業数が、累計300社を突破したことを発表した。

T2D3は、「Triple, Triple, Double, Double, Double」というスタートアップ成長モデルをもとに設計された経営シミュレーション研修。参加者は仮想の経営者となって市場選定・資金調達・施策実行・組織づくりなどの意思決定を繰り返し、ARR100億円を目指す。リアルな経営課題を体感することで、「事業を伸ばす勘所」や「経営の視座」を体得することが可能。
主な活用シーン
T2D3は「知識のインプット型研修」ではなく、“実際に経営しながら学ぶ体験型プログラム”として、次の目的で活用が拡大している。
| 活用シーン | 対象 | 目的・効果 |
| スタートアップ/急成長フェーズの幹部・リーダー研修 | 経営層・CxO候補・事業責任者 | 経営の共通言語化・意思決定軸/視座の統一・ハイパフォーマーの次期リーダー転換 |
| 全社会・納会・キックオフなど社内イベント | 全社員・複数部署混成チーム | チームビルディング・経営理解の浸透・文化醸成と挑戦姿勢の定着 |
| 大手企業の新規事業部門研修 | 新規事業担当・事業開発PM・社内起業家 | 事業創出スキルの獲得・変革マインドセットの形成・既存事業マインドからの脱却 |
| CVC/経営層・投資部門の体験会 | CVC担当・経営企画・役員クラス | 投資判断の精度向上・スタートアップ支援視点の獲得・共創・協業推進の土台づくり |
ベンチャー企業での活用が引き続き拡大
スタートアップでは、次の目的での導入が増えている。
- 幹部・リーダーの経営視点のインストール
- 納会・全社集会・キックオフなど「文化形成イベント」で活用
- 経営者と社員が共通言語で議論できる土台づくり
導入企業の約7割がベンチャー企業で、「学び×エンターテインメント×文化醸成」が同時に成立する点で高い評価を得ている。
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