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川邊健太郎氏と安宅和人氏が語るAI時代の生存戦略──奪われない価値は「主語」と「一回性」に宿る

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「作る」よりも「消費する」。希少性が逆転する時代の時間術

今田:次のテーマとして「AIの活用によって生み出される時間の余白をどう使うか」について伺います。

川邊:私自身の業務もAIで大幅に効率化されていますが、その余白を惜しみなく投下しているのが「推し活」です。幸福度も増すので絶対におすすめです。これをビジネス的に解釈すると、生成AIによって「コンテンツを作る側」は無限の生産力を手に入れます。しかし、それを「楽しむ側・消費する側」の人間とその可処分時間は有限です。供給過多の時代においては、実は「楽しむ側の価値の方が高い」という希少性の逆転が起きます。いかに楽しむ側、推し活側に回り、AIで浮いた時間を自分の好きな対象に注ぎ込むかが重要です。ただコンサートに行っているだけなのに、日経新聞の記事に私のエピソードが取り上げられるほどです。個人の熱狂がそのまま価値につながる時代なのです。

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梶川 元貴(Biz/Zine編集部)(カジカワ ゲンキ)

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