デザインの原則と実践(2)コ・クリエーション、チーム、共感、タッチポイント
2:コ・クリエイションをエンジニアリング手法のように使う
古参企業であるGEでも、アジャイルといったエンジニアリングの手法については理解が進んでいる。コ・クリエイションもその仲間に入れてしまえばよいのではないか。そのために連邦式ファシリテーション(Federated Facilitation)というモデルを提案している。
コ・クリエイションを外部の顧客とだけ行い、内部で実施しなければ、すばらしいアイデアは出ても、実行に至らない可能性がある。逆に、内部にはコ・クリエイションの手法を取り入れているがエンドユーザーや顧客と共有していなければ、顧客との関係が弱まってしまう。顧客とのコ・クリエーションのために内部の営業チームとコ・クリエーションするといった取り組みを始めている。