LIFULLは、生成AIなどを活用して自ら業務の改善・自動化を主導する非エンジニア人材「シチズンデベロッパー(CD)」の育成で、2026年3月に掲げた「2026年度内にCD100名体制を構築」の目標を同年9月17日に達成したと発表した。9月30日時点の認定者は132名で、代表取締役社長の伊東祐司氏を含む経営層19名も認定を取得した。

同社は、業務改善の需要がエンジニアの供給を上回るなか、業務に精通した現場の社員が生成AIで課題解決を主導できるよう、2026年2月にCDの認定制度・育成プログラム「CD BOOST CAMP」などの本格運用を開始した。
CD BOOST CAMPは全8回・毎週1時間の講義で、「ツールに慣れる」「業務を分解し、不要な作業をなくす」「自分の業務に実装・計測・成果発表」の順で育成する。認定は研修の修了ではなく、実務で成果を出したことを要件とし、最後に成果発表とレポート審査を行う。経営層向けの研修回も、一般社員向けとレベルを変えずに実施した。これまで5回開催し、138名が受講、134名が修了した(修了率97.1%)。


9月末までに稼働した業務改善策は123件で、稼働翌月から9月末までの削減時間の累計は3,000時間を超える(本人申告の工数に基づく概算)。事例には、悪天候が見込まれる日に来店予定の顧客へオンライン相談への切り替えを自動で案内する仕組みや、経営会議の議案受付から記載漏れ・矛盾の確認までをAIが行う仕組みなどがある。今後は認定CDの高度化に取り組み、部門の業務変革や事業成果の創出へと活動を広げる。
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