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人工知能社会論からの考察

第5の科学である「AI駆動型科学」の誕生

第2部 第1回:人工知能による科学研究の加速

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“科学するAI”の登場

 では、AI駆動型科学、言い換えれば“科学するAI”とはどんなものだろうか。

 私は理研・生命システム研究センターにて生命科学に携わりながら、全脳アーキテクチャイニシアチブの副代表、慶應義塾大学特任准教授としてAIの開発にも関わっており、AIを科学研究の現場に応用する重要性を痛感している。今回はAIが科学をどのように変えるか、またそれが産業へどう波及するかを考えてみたい。

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高橋 恒一(タカハシ コウイチ)

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