従来のBI(ビジネス・インテリジェンス)は、ITベンダーが提案し情報システムなどIT部門が主導で導入するため、高額な予算と開発や構築のための期間を必要としてきた。これに対して、最近では「セルフBI」と言われるビジネスユーザーでも使えるデータ分析ツールが台頭しつつある。セルフBIと言われる分野の製品やサービスは、アプリケーション・パッケージ型のものやクラウド型のものなど様々あるが、今回グレープシティが発表した「DragonFly BI」は、「クラウドサービス型」で、Excelライクなスプレッドシートによる編集機能を備えたBIツールだという。
DragonFly BIの特長
とかく複雑で難解になりがちなBIのツールの中で、DragonFlyは機能を絞り込んで使いやすくシンプル。データの集計や分析に特別なスキルは必要なく、直感的な操作で使いこなすことができるため、現場の社員から経営者までのあらゆる人が業務に関連するデータを自ら分析できるようになる。
専用サーバーも専用端末もいらないクラウドサービス型BI
完全クラウドサービス型BIツールなので、Webブラウザから利用できる。専用サーバーの構築やインストールの必要がないため、導入コストもメンテナンスなどの運用コストも最小限ですむ。企業専用サイトの開設を行うえば、ユーザーはあらゆるデバイスからセクセスできる。
Excelライクなスプレッドシートによる編集機能
ExcelライクなDragonFlyのスプレッドシートでは、表計算、テーブル作成、条件付き書式、Excel関数、ピポットテーブルなどExcelで利用頻度の多い機能のほとんどが利用可能。 BIツールのデータをダウンロードしてExcelで行っていたような、計画修正、未反映データの補填、データ予測をDragonFly BIのスプレッドシートで行えるため、BIツール上に集約したデータの再分散を防止。接続先の重要データを上書きすることなくDragonFly上でデータの追加や編集が行えるため、安心してさまざまなシミュレーションを行うことができる。
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