まだ見ぬ「人事の全領域」をみたくて事業会社へ。そして起業へ
――リクルートから転職された動機はどのようなものですか。
リクルートでは、採用の責任者はやらせてもらえましたが、人事の責任者に就くことはできませんでした。当時の年齢は38歳。この後のキャリアを考えると、人事の全領域を一気通貫で見ることがどうしても必要だと感じていたので、退職を決意したのです。元部下からタイミングよく誘われ、当時はまだ50名規模だったライフネット生命保険の管理部長として転職しました。採用、教育、評価報酬、配置、退職まで、全てに携わることができました。その後、不動産会社のオープンハウスに移り、2011年10月に人材研究所を起業しました。