もし、トイレットペーパーのサブスクリプションサービスを始めるとしたら?
さて、ワークショップでは、仮説指向型計画で使われる逆損益計算書の実践的な体験をしていただくために、「もし、日用品のサブスクリプションサービスを始めるとしたら?」という1つ目のテーマでグループワークをしていきます。
実際のところ、海外では「サブスクリプションボックス」というサービスが大きな人気を呼んでいます。これは、一定期間ごとに定額の料金を支払うことによって、衣料、コスメグッズ、おもちゃなどの日用品を箱に詰めて顧客に届けるビジネスです。「Who Gives a Crap」注2)という企業は、学校から回収された紙をリサイクルすることによって、消費者にトイレットペーパーを定期的にデリバリーし、利益の一部を途上国のトイレ建設に寄付するというユニークなソーシャルビジネスを展開しています。