今回の取り組みは、新規事業開発のノウハウを蓄積したいテクノライブの意向と、事業が拡大フェーズへと推移しつつあるLOUPEの体制強化ニーズが合致し、成立したという。
レンタル移籍とは、出向等の企業間契約に基づいて、人材が元の企業に在籍したまま期間を定めて他社で働く仕組み。貸出企業の人材育成、受入企業の人材増強を目的として活用されているという。
今回の例は、企業の取締役がレンタル移籍する初めてのケースであり、ベンチャー企業が他社の取締役のノウハウを活用して事業を推進するという企業横断的な人材活用の取り組みとして、また経営者が自らの能力開発のために選択した新たな働き方として、先進的な事例だとしている。
人材を貸し出す側であるテクノライブは、システムの受託開発や技術系アウトソーシング(ソフトウェア開発、機械設計、電気、電子回路設計等)を業務とする企業。また、人材を受け入れる企業であるLOUPEは、全国の教員が情報交換する「SENSEI NOTE」と教員向けのイベントまとめの「SENSEI PORTAL」を運営している。
なお、今回のレンタル移籍は、すでに10月1日から開始されているという。