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共創し学習する新しい組織論

イノベーションを生む組織が「コラボレーションの促進」と「経験からの学び」を重視する理由

共創し学習する新しい組織論:第1回

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事前決定が役に立たない時代の組織論――なぜ組織は「経験から学ぶ」必要があるのか

 2つ目の「経験からの学び」という課題について考えてみよう。1978年にマギル大学のヘンリー・ミンツバーグが、「創発的戦略(emergent strategy)」の概念を提示したことはよく知られている。創発的戦略とは、事前決定された戦略とは異なり、実際に活動をしていくなかで、新しい戦略が創発してくることを示したものである。これは、意思決定時よりも、実際にやってみた時のほうが、物事を理解するための情報が増えることに起因する。この考え方は、当時、注目が高まっていた日本的経営の理解とも重なり大きな注目を集めていったが、実際に創発的戦略をどのように活かすことが出来るのかという点は残された課題であった。

ヘンリー・ミンツバーグ:創発的戦略

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この記事の著者

宇田川 元一(ウダガワ モトカズ)

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