倒産記者会見を演じてみる
今回、マキシマイズとBMI社は日本の企業人向けにビジネスモデル・イノベーションのワークショップを実施した。ワークショップでは異業種のメンバーによるチームの形式でおこなわれ、大企業の幹部や事業開発者も多かったという。最初に「自社の会社の倒産記者会見を演じる」というユニークな方法がとられた。
自分の会社のビジネスモデルが崩壊し、倒産するというロールプレイです。そういう理由で、何が引き金になったかを考えてもらいます。
参加者のアンケートによれば、自社の市場、業界の破壊をロールプレイを通じで考えることは新鮮だったというようだ。2日間のワークショップでは、「現状分析」 (Initiation)、パターン適用 (Ideation)、事業計画 (Integration)、実行(Implimentation )というフェーズにそって行なわれる。
ホフマン氏によれば、欧州では製造業、金融などの大手企業が導入しており、とくにドイツのボッシュではCEOのフォルクマル・デナー氏自らがこの研修プログラムに参加し、共同で研究をおこなっているという。