「温浴施設」と「その顧客」を同時に満たしたIoT活用事例
IoTデザインセンターは、埼玉にある温浴施設「杉戸天然温泉 雅楽の湯」とコラボレーションし、混雑情報がリアルタイムでわかるシステムを開発した。
カメラやビーコンを使って人の位置情報を取得し、それを館内のモニターに表示したのだ。混雑状況がひと目でわかるため、施設を利用するお客様のストレスが軽減され、スタッフは常に的確な人員配置を実現することができる。
さきほど、デジタルビジネスにはデータ活用が不可欠というお話をしましたが、明確な課題があれば、位置情報といった単純なデータでも十分に活用できるんです。だからこそ、デジタルビジネスはまず一歩踏み出してみることが大切です。
講演の最後、吉田氏は以下のように語った。
攻めのIT活用やデータの価値化、永続的なソフトウェア開発体制は、デジタルビジネスの時代を生き抜くために必要不可欠な要素です。とはいえ、実現するのは決して容易なことではありません。そのとき会社や業種の枠組みを超えて新たな価値を『共創』していくことが、企業が生き残っていくための鍵となるのです。
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