執筆者情報
近藤 世菜
(コンドウ セナ)
編集者/ライター
早稲田大学政治経済学部卒。nanapi、メディアジーンを経て、現在フリー。インタビュー、イベントレポート、記事広告を中心にコンテンツ制作を行っている。
執筆記事一覧
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Biz/Zineセミナーレポート
アントレプレナーは「起業家」ではなく「ネットワークの中心に立つ人」 ──成功条件としての共同体構築(Biz/Zine Day 2017 Summer 「IoTによるものづくり企業の生存戦略」 レポートvol.5 )
8月9日(水)に行われた「Biz/Zine Day 2017 Summer」は、「IoTによるものづくり企業の生存戦略」がテーマ。「ものづくり企業における『イノベーションのジレンマ』の大誤解」と題されたセッションでは、株式会社ゼロワンブースター代表取締役CEO・鈴木規文氏と、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科特任教授・村上恭一氏が講演を行い、後半は、株式会社ゼロワンブースター共同代表取締役の合田ジョージ氏がモデレーターになり、3者によるパネルディスカッションが行われた。
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Biz/Zineセミナーレポート
幸せになる要素に「気づく力」がマインドフルネス──人は会社に幸せにしてもらうのか? (Zen2.0セミナーレポート Vol.2)
9月2日(土)・3日(日)の二日間にかけて、鎌倉の建長寺で行われた「Zen2.0」。禅の精神やマインドフルネスを実践する同イベントには、国内外からさまざまな分野のスピーカーが招かれた。「マインドフルネスで変えていくコレカラの世界~マインドフルネス、コンパッションによる組織と働き方改革」と題された講演では、脳科学とマインドフルネスを組み合わせた能力開発メソッドを提供しているマインドフルリーダーシップインスティテュートの代表理事であり、日本でたった4人しかいないSearch Inside Yourself認定講師のひとりである荻野淳也氏が登壇。講演内容をレポートする。
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Biz/Zineセミナーレポート
ものづくり企業のデジタル化の鍵、「アナリティクス・ライフサイクル」とは?(Biz/Zine Day 2017 Summer 「IoTによるものづくり企業の生存戦略」 レポートvol.2)
8月9日(水)に行われた「Biz/Zine Day 2017 Summer」は、「IoTによるものづくり企業の生存戦略」がテーマ。「イノベーションを引き起こす『アナリティクス・ライフサイクル』」と題されたセッションでは、ビジネス・アナリティクスのリーディングカンパニーであるSAS Institute Japan株式会社 辻仁史氏による講演が行われた。
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Biz/Zineセミナーレポート
山口周さんが語る、ビジネスにおける「アート」と「サイエンス」のリバランスとは?(Zen2.0セミナーレポート Vol.1)
9月2日(土)・3日(日)の二日間、日本の禅の中心地・鎌倉の建長寺で行われた初のマインドフルネス国際フォーラム「Zen2.0」。国内外からさまざまな分野のスピーカーが招かれた。「ビジネスにおける『アート』と『サイエンス』のリバランス」と題された講演では、世界有数のコンサルタント企業コーン・フェリー・ヘイグループの山口周氏が登壇し、ビジネスの世界における美意識の重要性について語った。
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Biz/Zineセミナーレポート
“依存先”を増やすことが「自律型人材」への近道──日本の人事制度に足りないこと(HR発イノベーション創出のための対話 ~悩む人事 不安な個人 立ちすくむ国家~:レポート・後編)
経産省の若手たちが、日本が直面している危機について赤裸々に語った「不安な個人、立ちすくむ国家~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~」。通称「経産省若手ペーパー」と呼ばれる同資料は、異例の100万ダウンロードを突破するなど、大きな話題となっている。この問題提起に応えるべく、HR事業者に在籍する若手メンバーを中心とした有志団体「One HR」が2017年7月11日(火)に開催したイベント「経産省若手官僚×企業人事『HR発イノベーション創出のための対話 ~悩む人事 不安な個人 立ちすくむ国家~』」では、実際に資料の作成に携わった経産省「次官・若手プロジェクト」のメンバーである藤岡雅美氏と 組織論の研究者である宇田川元一氏が登壇。「経産省若手ペーパー」を糸口として、日本が直面している人事制度の問題について語った。イベントの後半では、藤岡氏と宇田川氏のほかに、個人としてすでに柔軟な働き方を実現している正能茉優氏と黒田悠介氏、経済産業省の次官・若手プロジェクトメンバーの高橋久美子氏と前田慶太氏を交えてパネルディスカッションが行われた。
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Biz/Zineセミナーレポート
“面倒なことを避ける個人”と“硬直化した国家”に存在する「Knowing-Doing Gap」とは?(HR発イノベーション創出のための対話 ~悩む人事 不安な個人 立ちすくむ国家~:レポート・前編)
経産省の若手たちが、日本が直面している危機について赤裸々に語った「不安な個人、立ちすくむ国家~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~」。通称「経産省若手ペーパー」と呼ばれる同資料は、異例の100万ダウンロードを突破するなど、大きな話題となっている。この問題提起に応えるべく、HR事業者に在籍する若手メンバーを中心とした有志団体「One HR」が2017年7月11日(火)に開催したイベント「経産省若手官僚×企業人事『HR発イノベーション創出のための対話 ~悩む人事 不安な個人 立ちすくむ国家~』」では、実際に資料の作成に携わった経産省「次官・若手プロジェクト」のメンバーである藤岡雅美氏、高橋久美子氏、前田慶太氏と組織論の研究者である宇田川元一氏が登壇。「経産省若手ペーパー」を糸口として、日本が直面している人事制度の問題について語った。イベントの後半では、次世代の働き方を体現している正能茉優氏と黒田悠介氏を交えたディスカッションも行われた。前編では、藤岡氏、宇田川氏の講演内容をレポートする。
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Biz/Zineセミナーレポート
SDGs時代に必要な「バックキャスト思考」、商品開発の鍵となる「便利と不便の空白地帯」()
アミタ株式会社が主催する「SDGs戦略研究会」は、2015年9月に国連総会で採択された「持続可能な開発目標(SDGs : Sustainable Development Goals)」をいかに企業の経営に落とし込むか、理解を深めるための場だ。2017年6月27日(火)に行われた第3回の研究会では、環境科学に造詣が深い東北大学名誉教授の石田秀輝氏が講師を務め、定められた17の指標のうち「Goal8:人々の働きがいと経済成長を両立させること」について取り上げた。SDGsとその活用方法、制約の中で心豊かに暮らすための「バックキャスト思考」、ネイチャーテクノロジー、これからの商品開発に必要な「間」などが語られた。
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Biz/Zineセミナーレポート
デザイン思考をインストールするために「必要なマインドセット」と「やめるべき習慣」とは(btrax主催「DESIGN for Innovation2017~デザインが経営を加速させる~」セミナーレポート Vol.2)
2017年5月24日(火)に行われた「DESIGN for Innovation2017~デザインが経営を加速させる~」。今年で2回目の開催となる同イベントは、ビジネスにおけるデザインの重要性を考えるカンファレンスだ。「アメリカ西海岸流デザインの力でイノベーションを生み出す方法」と題されたセッションは、モデレーターであるbtrax, Incのファウンダー兼CEO Brandon K.Hillによって実現した夢のコラボレーションだ。セッションには、世界有数のデザインコンサルティングファームPivotal、IDEO 、Frog Designから3人のスピーカーが集い、パネルディスカッションを行った。
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Biz/Zineセミナーレポート
Frog Designに学ぶ、デザイン思考がビジネスにもたらす「5つの効果」とは?(btrax主催「DESIGN for Innovation 2017」セミナーレポート Vol.1 )
2017年5月24日(火)に行われた「DESIGN for Innovation2017~デザインが加速させる経営~」。今年で2回目の開催となる同イベントは、ビジネスにおけるデザインの重要性を考えるカンファレンスだ。「ビジネスにおけるデザインの価値」と題されたセッションでは、全世界に9つのスタジオを構えるデザインファームFrog DesignのTimothy Morey氏が登壇。デザイン思考がビジネスにもたらす可能性について語った。
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Biz/Zineセミナーレポート
オープンイノベーションの本質は、“外部の力”ではなく、“内側から殻を打ち破る”こと(Biz/Zine Day 2017 Spring 「オープンイノベーション」の現在と未来 レポートvol.6)
3月22日、オープンイノベーションをテーマに行われた「Biz/Zine Day 2017 Spring」。「世界のイントラプレナー達が見据えるオープンイノベーションの“その先”」というタイトルのもと、株式会社biotopeの小林泰紘氏が語った、企業のイノベーション創造に必要な3つの要素についてレポートする。
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Biz/Zineセミナーレポート
富士通クラウドテクノロジーズ吉田氏が語る、デジタルシフトを成功させる5つのTips(Biz/Zine Day 2017 Spring 「オープンイノベーション」の現在と未来 レポートvol.5)
3月22日、オープンイノベーションをテーマに行われた「Biz/Zine Day 2017 Spring」。本レポートでは、「デジタルビジネスによる新規事業創出の鍵は『共創』」というタイトルにて、富士通クラウドテクノロジーズ株式会社(※)の吉田耕太郎氏が語った「企業がデジタルシフトを成功するために必要な5つのTips」を中心に、IoT活用の事例など公開された内容をお届けする。 ※2017年4月1日にニフティ株式会社より商号変更。以降、組織名や肩書きは、2017年4月現在のものを記載する。
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Biz/Zineセミナーレポート
海外事例から学ぶスタートアップとの協業──具体的な成果より大切な“価値の交換”(Creww主催「オープンイノベーションカンファレンス2017」セミナーレポート)
2017年4月25日に行われた「オープンイノベーションカンファレンス2017」にて、アメリカ・ヨーロッパ・日本、それぞれを代表するアクセラレーターの創業者が登壇し、スタートアップと大企業の協業の可能性や必要な要素について語った。オープンイノベーションに関しては日本より一歩先を行くアメリカやヨーロッパでは、どのようにスタートアップと大企業の協業が行われているのだろうか。
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イントラプレナーズ・リアル
山本山11代目が語る、“50年先を見据えた”リブランディングにおける「前提条件」(ゲスト:株式会社山本山 常務 山本 奈未 氏)
1690年(元禄三年)、江戸時代に創業した日本の伝統的企業、山本山。3世紀以上にわたって海苔とお茶の販売を行ってきた。そんな山本山がいま、リブランディングに向けて動き出している。プロジェクトを率いるのは、11代目の山本奈未常務。300年以上にわたる歴史のなか、なぜいま革新が必要だったのか。リブランディングにあたってプロデュースを手掛けているbiotope佐宗邦威さんが話を聞く。
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Biz/Zineセミナーレポート
「イノベーションのジレンマ」の克服に、大企業とベンチャー企業との提携が不可欠な理由(STARTUP HUB TOKYO セミナーレポート)
2017年2月13日、起業を目指す人々を支援するため、ワーキングスペースの提供や起業相談を行っているSTARTUP HUB TOKYOにて、「“大企業発”オープンイノベーションとベンチャービジネスの融合がもたらす新たな成長モデルを考える」と題されたイベントが開催された。実際に新規事業を推進するための施策を行っている、パナソニック株式会社の岩坂さんと株式会社NTTデータの神谷さんが登壇し、実例をもとに“大企業発”のオープンイノベーションの可能性について語った。
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Biz/Zineセミナーレポート
オープンイノベーションを起こす「場のデザイン」に必要な“余白”と“偶発性”とは?(SEA DAY 02 セミナーレポート「人が集う場のデザイン~"偶然の出会い"から得る気づき~」)
デザイン性に優れたオフィス用品を手がける株式会社岡村製作所。紀尾井町のオフィスのなかにセッションスペース「Open Innovation Biotope "Sea"」がある。これからの「はたらく」を考える共創の場だ。先日同所で行われたイベント「SEA DAY 02」のなかから「人が集う場のデザイン~"偶然の出会い"から得る気づき~」をテーマにしたセッションの様子をレポートする。
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Biz/Zineセミナーレポート
One JAPANが目指す、イノベーションを生む「知の探索」と巻き込んでいく「働き方」(One JAPAN Vol.2 セミナーレポート)
大企業の若手有志が集い、既存の経済団体やNPO、関係省庁や自社経営層も巻き込み、未来の「イノベーション」を生み出すための活動を行う団体「One JAPAN」。さまざまな業界から約250名の若手有志が集まっている。2016年12月17日(土)に行われた第2回目の全体イベントでは、三越伊勢丹、日本IBM、JT、NHKなど15社の新規加入が発表された。多くの若手ビジネスパーソンを巻き込む「One JAPAN」が目指す世界とはどんなものなのだろうか。
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Biz/Zineセミナーレポート
シェアリングエコノミーで先行する都市、アムステルダムとソウルの事例から学べること()
経済活動の主流は「所有すること」から「共有すること」へ移り変わりつつある。共有、つまり「シェア」を原理としたシェアリングエコノミーは今後世界中で発展していくことが予想されるものの、日本はいまだ「シェア後進国」と言っても過言ではない。シェアリングシティを目指すことを宣言し、行政が積極的にシェアリングエコノミーの発展に貢献してきたオランダ・アムステルダムと韓国・ソウルの事例をもとに、日本のシェアリングエコノミーの可能性を考える。
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Biz/Zineセミナーレポート
入山章栄氏が語る、日本企業に欠けている「知の探索」と越境人材の「育て方」(NPO法人クロスフィールズ主催セミナー:入山章栄氏×堀内好夫氏×原田未来氏×小沼大地氏)
NOP法人クロスフィールズが主催したセミナー「社外での挑戦がなぜ、組織の未来に必要なのか」において、早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄氏が企業や組織の垣根を超えて活躍する「越境人材」の重要性について語った。また「越境」体験を提供する事業に携わる3名(独立行政法人国際協力機構(JICA) 堀内好夫氏、株式会社ローンディール 原田未来氏、NPO法人クロスフィールズ 小沼大地氏)のパネリストを招いたパネルディスカッションも実施。その様子をレポートする。