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クリエイティビティ再考

「行動観察×デザイン」で見えてきた、デザインの力で「調査分析」をドライブする3つの力

【特別対談】ziba tokyo 繁里光宏 氏 × 大阪ガス 行動観察研究所 安松健 氏

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 前回、リサーチとデザインは境目があるわけではなく一体として進めていくという話があったが、具体的にどのように進めていくのだろうか。今回は、ziba tokyo繁里光宏氏をお迎えし、ziba tokyoと行動観察研究所で実施した協働プロジェクトの事例をもとに、「行動観察×デザイン」という異分野連携がどのように進むのかを紐解いていきたい。

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行動観察とデザインが交差することで見えてきたこと

 両社の協働実践からみえてきたことは、下記の3つである。

  1. デザインの力が調査分析をドライブ
  2. スキル・機能の相互補完よりもマインド・姿勢の共有
  3. 「行動観察×デザイン」は、業務プロセス改革・組織改革

 「行動観察×デザイン」というのは、調査分析とデザインのステップをつなぐという単純なことではなく、スキル・機能の足し算以上の相乗効果があるということである。

「行動観察×デザイン」の相乗効果

 本稿では、ziba tokyoと行動観察研究所のコラボレーションから見えてきた、リサーチとデザインというデザインプロセスの中で別のものとして語られがちな領域に関して、実は分離して考えず融合して一体として考えたほうが、より良いソリューションをより効率的に提供できるということ、具体的には「デザインが調査分析をドライブ」することについて共有したいと思う。

(「2. スキル・機能の相互補完よりもマインド・姿勢の共有」「3. 『行動観察×デザイン』は、業務プロセス改革・組織改革」については次稿にて紹介する)

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